ヨガインストラクターになる方法|資格・費用・難易度を解説

この記事ではヨガインストラクターになるための資格や、資格取得にかかる費用について解説していきます。

女性の人気の習い事として上位に入る「ヨガ」。

日本経済新聞の調査によると、日本のヨガ人口(年1回以上)は1,100万人。

さらに10人に1人がヨガのインストラクターの資格を持っているそうです。

コロナ禍以降、健康意識が高まり自分のためにしていたヨガを、周りの大切な人たちにも伝えたいと考えることも増えたのではないでしょうか?

インストラクター業に興味のあるあなたにインストラクターになる方法を解説します。

ヨガのインストラクターの仕事内容

まず最初にインストラクターの仕事内容をご紹介します。

インストラクターといっても仕事は多岐にわたります。

  • スタジオ準備、清掃
  • お客様のお出迎え
  • レッスン
  • お客様のお見送り
  • フィードバック

レッスンではアーサナと呼ばれるポーズや呼吸法の指導を行います。ポーズのインストラクションだけでなく、生徒さんへのアジャスト(修正)も大切です。

レッスンの前には、空調の調整をしたり、BGMを掛けて生徒さんをお迎えする準備をします。

レッスン終了後に使用した道具を片付け、スタジオを清掃するのもインストラクターの仕事です。

また、レッスン日以外にも集客のためのSNS更新などが仕事となります。

ヨガスタジオに社員で勤務する場合には、レッスンの提供だけでなく顧客管理などのスタジオ運営にも携わることになります。

施設所属(正社員・パート)と業務委託(フリーランス)では仕事の幅が変わってくることがあります。

しかし、お客様への接客やレッスン準備やレッスンを行う姿勢などはどの形態でも変わりません。

ヨガのインストラクターになる方法

インストラクター養成講座を受講する

インストラクターになるには、インストラクター養成講座を受講するのが一般的です。

養成講座では、インストラクターとして活動するために様々なことを学びます。

普段のレッスンではあまり学ぶことができない哲学や解剖学などの講義も養成講座ではたっぷりとあります。

このような講義を受けておくことで、インストラクターになった後、生徒さんからの様々な質問に答えられるようになるのです。

資格が無くてもなれる、しかし、無資格では仕事を得るのは難しい

実は、ヨガインストラクターになるために資格取得は必須ではありません。

その場でヨガインストラクターと名乗ることもできます。

ですが、あなたが無資格ですと安心して受講できるレッスンなのか、お客様のニーズに沿うスキルがあるのかどうか、お客様やスタジオ経営者がわかりません。

インストラクター養成講座を終了し資格を習得していなければ、仕事を得るハードルは高くなるでしょう。

学びたい熱意があれば資格は取れる

指導力を高めるためには、やはりインストラクター養成講座を受講するのが得策でしょう。

インストラクター養成講座の受講は、厳しそう、難易度が高そうと感じるかもしれません。

一部のスクールでは養成講座の受講に際して一定の基準が設けられているところもあります。

ですが、基本的にはヨガが好きで学びたい意欲があれば受講が可能です。

養成講座を受講する段階では、ヨガの経験や知識は求められていませんが、資格の認定には座学のテストや、模擬レッスンのクリアが条件になります。

学びたいという熱意と目標達成に向けた努力は必要となるでしょう。

インストラクター講座で習うこと

全米ヨガアライアンス協会がインストラクターレベルを一定以上に保つため、国際的なヨガインストラクター資格を設けました。

資格取得のためには、認定校の養成講座にてヨガの基本的な用語、歴史、解剖学、ポーズの取り方など全般的なカリキュラムをもとに200時間の講座を受講します。

インストラクターとして活動するならば、自分自身が難易度の高いポーズができるということよりも指導力が必要です。

気になる費用ですが、対面で受講するのかオンラインなのか、はたまたリゾート地で合宿スタイルで受講するのかなど、どのような講座を受講するかによって大きく変動します。

ヨガの資格

RYT200 基礎的なヨガの勉強を200時間受講、インストラクター認定資格を取得可能
RYS300 専門的なヨガの勉強を300時間受講
RYT500 RYS300を受講した専門知識を持ったインストラクターとして認定資格を取得可能

RYT200とは

RYT(Registerd Yoga Teacher)200とは、「全米ヨガアライアンス」が認定する世界で通用するヨガの資格です。

インストラクターになるための基礎を学ぶための資格として「RYT200」があります。

インストラクターの募集でもRYT200を保有が必須条件になっていることが多く見られます。

RYT200を取得するカリキュラムではポーズから座学まで幅広く学ぶことができます。

RYT200のカリキュラムを終了し、申請することで資格が認定されます。

RTY500とは

さらに上級の資格がRTY500です。

専門性を高めるために「RYS300」を受講し、「RYT500」の資格を取得することも可能です。

RYT200を終了後RYT500を目指すにはRYS300に認定されているスクールで該当のカリキュラムを終了する必要があります。

RYS300とは

RYT200で学ぶのは、一般的なヨガレッスンを行うための必要な歴史・解剖学・指導方法等ですが、RYS300では「なりたいインストラクター」を目指すため専門を選んで学びます。

例えばキッズに向けたヨガレッスンを行いたい場合、子供に対しての指導方法や安全確保の工夫を学びます。

それに伴い、マタニティやベビーヨガの講座を選択し専門性を学ぶことで、お客様にもスタジオ経営者にもニーズが高いインストラクターを目指すことが可能です。

その他にもヨガの資格はある

ヨガの資格には上記で紹介した全米ヨガアライアンス協会以外にも様々な資格があります。

マタニティーヨガやキッズヨガ、シニアヨガなど特定のターゲットに向けたレッスンを行うもの、目ヨガや顔ヨガ、など多岐に渡ります。

RYT200取得後も目指すインストラクターに向けて様々な講座を受けることで、個性が生かせる・求められる仕事とも言えます。

おすすめのヨガのインストラクタースクール(養成講座)を紹介

いよいよ資格取得に向け動き出そうとしているあなたへ、主なインストラクタースクール(養成講座)を紹介します。

これから受講しようと思う方の気になるポイントを養成講座毎にまとめました。

あなたがインストラクターを目指す際の参考にしてみてください。

1.FIRSTSHIP(ファーストシップ)

FIRSTSHIPは、早期から、ヨガの専門学校として全米ヨガアライアンスの正式認定校になりました。

新宿・横浜・名古屋・大阪・福岡に5校あり、卒業生はなんと13,000人を超えています。

日本最大級のヨガスタジオ「LAVA」と同じ会社が運営しているので、選ぶコースによってはたくさんのレッスンを受講しながら学びを深めることができます。

取得できる資格の種類

RYT200、RYT500などその他様々なスキルアップ講座あり

受講方法

・通学(新宿・横浜・大阪・名古屋・福岡・沖縄・バリ) ・オンライン※単位講座によってはオンラインのみ

受講期間

週一回コース~

費用※RYT200

569,000円(税込)・・・通学 390,000円(税込)・・・オンライン

主なコース

講師からリアルに学ぶ「本格通学」RYT200 通学コース(プロフェッショナルコース)

常に対面レッスンなので細部まで講師の指導してを見聞きでき、チェックしてもらえるので満足度は高いでしょう。担当講師との個別で進路相談もできます。

オンラインで学ぶRYT200 完全オンラインコース

オンラインのみで完結するコース。固定されたスケジュールはなく、お仕事や子育てと並行して学ぶことができます。

オンラインで学ぶRYT200 オンライン+通学コース

オンラインでは体験できない講師からのアジャストも受けられるので、ポーズの完成系を高められます。毎回の通学は困難だけど、オンラインだけでは不安という方にピッタリです。

RYT200【オンライン+沖縄】コース

事前のオンライン学習と沖縄で実践的な指導のレッスン。いつもとは違った環境で、集中的にヨガを学びたい方にオススメです。

高級リゾートで学べる/RYT200【オンライン+バリ島】コース

オンライン学習15日間とバリ島の高級リゾートでの4泊の合宿で資格取得。ヒンドゥー文化圏のバリで学ぶことにより、さらに深い学びになるでしょう。

2.YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルスクールは​​新宿・横浜・名古屋・梅田・福岡・仙台に6校あります。

2020年11月の日本マーケティングリサーチ機構の調査で、「ヨガ経験者が選ぶ、最も通いたいと思うヨガスクール」でNO1を獲得しています。

もちろんRYTの認定校でもあります。IHTA(一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会)とのダブルライセンス取得も可能です。

取得できる資格の種類

RYT200、RYT500他、人気なピラティス資格も取得可能

受講方法

通学(新宿・横浜・大阪・名古屋・福岡・仙台・沖縄・バリ・ハワイ)・オンライン※単位講座によってはオンラインのみ

受講期間

週一回コース~

費用 ※RYT200

568,000円(税込)・・・通学

254,000円(税込)・・・オンライン

主なコース

RYT200通学コース

新宿校・横浜校・梅田校・名古屋校・福岡校・仙台校の全6校で受講できます。講師からの直接指導が心強いコース。

RYT200オンラインコース

オンラインを利用しヨガインストラクターとしての土台となる基本の知識だけでなく、幅広い知識を身に着けていくことができます。

全米ヨガアライアンスRYT200(オンライン+通学)コース

便利なオンラインレッスンとリアルな通学レッスン。じっくり学びたい人にオススメです。

ハワイ留学コース

4週間ハワイ校で学びRYT200を取得します。

SAPヨガなどハワイならではのレッスンも体験できます。まとまった時間や予算に余裕があればぜひ体験したいコースです。

RYT200沖縄コース

オンライン学習✕6日間の沖縄合宿。日常生活から離れてヨガに集中したい人にピッタリです。

全米ヨガアライアンスRYT200 バリ留学コース

事前学習オンラインorハイブリッド✕7日間のバリ留学。ビーチリゾートに滞在しストレスフリーな環境でヨガを学ぶことができます。

3.アンダーザライト

著名な講師のレッスンも多いアンダーザライト。全米ヨガアライアンスの資格取得において、国内での実績No.1を達成しています。

レッスンのクオリティを維持するために、あえて1店舗飲みで運営しているそうです。

資格取得に該当するレッスンが土日や夜間にレッスンがあるので、仕事をしながらでもRYT200の資格が取得可能です。

取得できる資格の種類

RYT200,RYT500…キッズ・マタニティヨガのスペシャリティレベルの資格を取得可能

受講方法

通学(代々木)・オンライン

受講期間

週一回~

費用 ※RYT200

499,999円(税込)・・・一括受講(通学・オンライン併用)

*他養成講座で受講された方の学びなおしとして割引価格も用意

*講座を6段間に分割して短期的に受講することも可能

主なコース

RYT200 一括申込 平日受講プラン

RYT200取得を目指すプラン。取得に必要な6つの講座(TT1・TT2・TT3・AKIC・AMIC・ATIC)に一括で申込みができます。 まずは身近な人にヨガを教えたい人にはこちらのコースがオススメです。

ヨガアライアンス認定 ティーチャートレーニング レベル1 (TT1)

1回360分のレッスンを全5回受講し、ヨガ初心者でも資格取得を目指せるコースです。ヨガを教えるためにマストな知識を学びます。ステップアップしながらRYT200の取得も可能です。

4.リラヨガ・インスティテュート

リラヨガのスタジオはヨガに没頭できるように、SDGsにコミットしたエコな学習環境に整えられています。

リラヨガではRYT200が習得可能な3つのコースがあり、ステップアップしながら高度なヨガを学ぶことができます。

日本屈指のヨガマスターである乳井真介氏がコースを監修。現代的な視点を取入れつつ、インドの伝統も重んじたカリキュラムです。

取得できる資格の種類

RYT200,RYT500,メディカルヨガインストラクター

受講方法

通学のみ

受講期間

5か月~

費用 ※RYT200

524,000円(税込)・・・通学

*その他入学金の支払いあり(キャンペーン等で免除)

主なコース

ヨガエバンジェリスト・コース

知識や技術を学ぶだけでなく、プロのヨガインストラクターとしての自信をも育みます。3つのステップで実践力、応用力を身につけることができるコースです。かくコースの受講料の他に入学金30,000円(税込)が必要です。

【STEP1】ヨガファウンデーション・コース

ヨガの知識と実践でヨガの根本を学びます。通学及び動画学習が可能です。

【STEP2】ヨガアドバンス・コース

通学でのレッスンのみ。ヨガの指導者としてより深い ヨガの技法を学びます。

【STEP3】ティーチャーインテンシブ・コース

各コースでの学びと技術を統合し、ヨガ指導者としてゆるぎない自信を手に入れます。通学レッスンでじっくり学ぶコース。

ヨガインストラクターの平均年収

さてここではヨガインストラクターのお給料事情を大公開します。

ヨガインストラクターの年収は300万~140万が相場です。

経験年数や住んでいる地域によっても違いますし、また、どのようなスタイルで収入を得るかによっても変わってきます。

ヨガインストラクターは、正社員・パートタイマー・業務委託(フリーランス)など様々な雇用形態で働くことが出来ます。

それによってお給料も働き方によって大きく異なります。

働き方別での具体的な給料をご紹介します。

正社員 月収21万円~(年収250万円~)
業務委託・フリーランス(副業含む) 単価2千円~5千円+インセンティブ/ワンレッスン

正社員として働く

フィットネス業界でも新卒正社員採用では、他業界と大差ない月収・年収となります。

ヨガスタジオに社員として勤務する場合は月給制で1年目の平均は23万円。

2年目以降は頑張り次第で収入アップも目指せます。

昇給昇格制度があれば、年収300万円以上も見込めるでしょう。

正社員では、キャリアアップのための資格取得などの福利厚生も充実しているのが魅力的です。

フリーランスと比べると、勤務時間が長く、転勤の可能性もあります。

フリーランス・副業で働く

フリーランスでインストラクターとして働く場合、ヨガスタジオやジムと委託事業の契約をし、レッスンをすることで給料をいただきます。

フリーランスでは、最初の契約時の単価で大きく変わります。

大抵の場合は時給ではなく、レッスン1本毎に単価が設定されています。

ヨガスタジオでは3000円~5000円の価格帯が目安になるでしょう。

これまでの実績やスキルなどを考慮しておおまかな金額が決まります。

そのうえで集客数に応じたインセンティブ制・集客関係ない固定制と様々です。

給料は集客状況によりアップすることもありますが、その逆も然りです。

スタジオによっては、レッスン前の準備やレッスン後の清掃、日報の作成なども給料に含まれています。

あなたにあった働き方を

働き方にはそれぞれメリット・デメリットがあることも理解し、働き方を選ぶことが大事でしょう。

また、現場で働くインストラクターや今までの社会人経験を経て、ヨガスタジオ経営にまつわる様々なキャリアアップもできます。

ヨガを学び、良さを知ると「ヨガを伝えたい」という気持ちこそ原動力となります。

あなたの今までの経験を生かし、ヨガとかけ合わせることで唯一無二の仕事として自信をもって働くことが出来ます!

インストラクターの大変なこと&素敵さ

ヨガインストラクターは華やかな職業に見えますね。

フリーランスで働く場合、最初は担当レッスンも少なく、収入が不安定で節約生活になるかもしれません。

また、インストラクターは生徒さんを導いていく指導者でもあります。

良い指導者であるためには、インストラクターになった後の自己研鑽が何よりも重要です。

そして、云うまでもなく体調管理も欠かせません。

ですが、レッスンを受けてくださった生徒さんからいただく感謝の言葉は心の底から嬉しいものです。

そして、ヨガを通じて心身ともに素敵に変化していく様子を目の当たりにすることは、自信にもつながります。

まとめ

ヨガインストラクターになる方法やインストラクターの資格についてご紹介してきました。

どのようなインストラクターになり、どのような活動をしたいのかを明確にすることで、自分にあったヨガスクールに出会うことができます。

ヨガはフィジカル面の健康だけでなく、メンタルヘルスにも効果が期待できます。

ストレス社会の現在、ヨガインストラクターの役割はとても大きいものとなるでしょう。

ぜひ素敵なインストラクターになって周りの方達の健康をサポートしてください。